兵庫県洲本市とJTBグループで旅行・ライフスタイル情報を提供するJTBパブリッシングは11月26日から、ビームス(東京都渋谷区)が運営する東京・新宿の店舗BEAMS JAPAN内に洲本市の特産品を使ったメニューを提供する「SUMOTO STAND by るるぶキッチン」を、6カ月間の期間限定で設けている。タマネギ、淡路ビーフ、レモン、由良の赤ウニ、ハモなどを生かしたテイクアウト中心のメニューを提供している。
同日には、SUMOTO STAND by るるぶキッチンでオープニングメディアレセプションを開催。
レセプションでは洲本市の竹内通弘市長が「淡路島はいにしえから朝廷に山海の幸を献上する『御食国(みけつくに)』と呼ばれている。おいしい食材を通じて淡路島の魅力を発信したい」とあいさつした。
JTBパブリッシングの今井敏行社長は「今回はビームスの協力をいただき半年間かけて洲本市をアピールしていく。ふるさと納税にもつなげたい」と述べた。ビームスの豊永信一郎執行役員は「ビームスは洲本市のふるさと納税の監修も行っている。さらなる認知度、ブランド力向上に貢献していく」と話した。
フェアでは、洲本市の食材を使ったメニューを6カ月かけて常時約20メニュー、合計約30メニュー提供する予定だ。また、オープンに合わせ「るるぶ特別編集 淡路島洲本市『SUMOTO STAND by るるぶキッチン』特別号」が店舗で配布される(なくなり次第終了)。
JTBパブリッシングの青木洋高マネージャーは「今回は3者連携でフェアを実施することとなった。今後もいろいろな人たちと連携し、新たな企画を作っていければ」と意欲を示した。
12月からは「るるぶキッチンASAKUSA」でもオリジナルメニューの提供が開始されている。提供メニューは次の通り(一例)。
洲本・由良港のウニのライスバーガー▽成井さんのタマネギのフラン▽さわらコンフィとタマネギのレモンマリネサンド▽淡路島ヌードルのクリームコロッケ▽イカナゴマッシュポテト▽魚じゃが▽洲本産豚のルーロー飯
メニューをPRする竹内市長(中央)ら